【あり方①】ビジネス基礎養成講座

 

1、あり方を磨く

何かを誰かに伝えるときに重要になるのが

「どのような」話かよりも「誰からの」話であるかです。

 

例えば社長や校長先生の話は
あまり興味がない場合が多く聞くのがしんどくなりがちですが

有名な(憧れの)実業家や先生から直接話を聞ける機会があったとしたら、真剣に集中して話を聞きませんか?

 

このように、相手にとってどんな存在であるかによって、話の入り方、伝わり方に大きな差ができるのです。

 

ここでは、それほどまでに相手に対しての影響度を変えてしまう【あり方】をどう磨いていくか、そんなことをお伝えして行きます。

 

 

どのようなあり方を目指すのか

あり方がないまま「やり方」だけ磨いてしまうと、

表面的なことしか言えない人、行動力はあるけど芯のない人になってしまいがちです。

 

発する言葉、表情、行動の全てが『心の表れ』となります。

 

「どんな気持ちで、どんな感情で、どんな思いで行動をするか」

そいういったところを重視するのが【あり方】です。

 

重要なのは『解釈を磨くこと』です。

 

解釈を磨くことで得られる変化

 

  • 視野が広がる
  • 発想が広がり感情が豊かになる
  • 思考が深くなる
  • 心ががタフでしなやかになる

 

解釈を磨くことで心が豊かになると、人生そのものも豊かになっていきます。

 

『解釈を磨く』とは
【受け取り方やら捉え方の幅を持たせる】感じです。

例えば、これは実際にあったことなのですが、スーパーでイチゴを買おうとしたら横にいた60代くらいの女性が「あら!イチゴ昨日の方が安かった!」ってかなり大きい声で言ったんです。

で、たぶんこの女性は「昨日の方が安かった」→「今日は高くなってる、損だ!」そんなイメージだったんじゃないかと思います。(言い方的に

で、私はその時、「じゃあ今日の方が美味しいんですねぇ」って、その方に言ったんです。そうしたら何か気まずそうに、その方はその場を去られたんですが。

これ、どっちが正しいとかの話ではなくて【それだけ解釈っていろいろ捉えられるものなんだ】ってことなんです。

で、じゃあ自分はどういう解釈をする人になりたいかか?とか、ひとつの物事に対してどれだけ多角的に見られるか、そんな視点を持つことで、自分にも他人にも優しくも厳しくもなれるし、心の柔軟度は変わってきますよね、って話です。

 

7つの願望

 

願望には7つのレベルがあり、それによって使う言葉や伝わる言葉が変わってきます。

 

  1. 絶望 (誰に対しても何に対しても無関心
  2. 失望 (期待が外れてがっかりすること。そして望みを失うこと
  3. 要望 (あれがほしい、これが欲しいと望むこと。依存心や照れ、保身からの行動
  4. 欲望 (不足を感じてそれを満たそうと強く望むこと※その人がどのようなあり方を持って満たそうとしているか【向上心や健全な問題意識から】なのか、【身勝手な気持ちからなのか】で与える印象が変わる。)
  5. 野望 (身の程を越えた大きな望み。熱量がある。
  6. 希望 (未来に望みをかけること。希望は潜在能力を引きだし、人相が良くなる。
  7. 志望 (人に希望を与える、人に希望を与える人を増やす。

 

まずは自分自身の願望がどこにあるかを知り、その願望を成長させることが大事です。

 

そうすることで、

あなたの発する波動(気や素粒子)が向上し多くの素晴らしい人と同調して、導かれ、豊かになっていきます。

 

そして素晴らしい成果、人生へと導き合えるようになりお互いの成果に向かうことができるようになります。

 

センターサークル

 

こだわりを手放す勇気

センターサークルとは
自分の価値観やこだわりを一度手放し、先入観を持たずに自然体でお互いに向き合うことを言います。

 

この状態でないやり取りは、本当の意味で相手に届いてないことになるし、相手に耳を傾けているつもりでも、それは自分なりの解釈で捉えようとしているだけになってしまいます。

 

センターサークルのイメージを掴もう

 

例えば自分が正しいと思っていることや価値観、正義感などから

「自分の方が正しいんだから!」と、

相手のことを論破しようとしてしまったことってありませんか?(私はあります^^;)

 

こういうコミュニケーションって結構よくあると思うのですが、

この場合だと、

どちらかの強い意見が採用されて、採用されなかった方は渋々(または恐る恐る)その意見を採用せざるを得ない状況になりがちです。そして不満が残る。

 

そのやり方でお互いの成果や目的を達成できるでしょうか?

 

 

そんな時こそセンターサークル!

 

一旦自分の考えを手放して、ジャッジのない状態で相手の意見を受け取ることで、相手も心を開きお互いの成果や目的を一緒に叶えようとし始めます。

 

イメージとしては相手に興味も持って話を引き出す感じ。

 

とは言え、全部を完璧にしようとしなくてOKです。

 

大切なのは、自分の価値観や正義、考え方などを

「本当にそうなのかな?」と疑って手放し、まずは相手の意見を受け止めてみること

 

相手の意見を全て採用するのではなく、

自分も良し、相手も良しのみんながある程度納得できる着地点を探すことです。

 

解釈を変えてもいい

 

自分の価値観やこだわりを手放すというのは簡単ではありません。

 

でも、センターサークルという概念を知ったのであれば、

率先してセンターサークルに入ることで、コミュニケーションの質が変わってきます。

 

勝ち負けや妥協ではなく、より良い関係を作るために必要な考え方となります。

 

表面的な理解だけでなく、本気で腑に落とすことが大切です。

 

『どうやってお互いの満足できる着地点に辿り着くか』が重要なのです。

 

自分の解釈を変えてもいいという潔さを持つと、

相手を導いたり、相手の人生の違いを創ることができるのです。

 

ワークレッスン

 

あり方を磨くにあたってのポイント

相手の心を開く人になるためには【承認】する

 

相手の心を開かせる人に共通する傾向をみつけよう。
あなたが心を開く相手の共通しているものを探してみよう。
また相手の心を閉じてしまう人に共通する傾向もみつけよう。

・表情が豊か・熱量がある・気持ちが伝わってくる・相手の話を熱心に聞く

・一方的に話す・自分のことばかり話す・情を感じない・理屈ばかり など

他にも思いつくものがあれば書き出してみましょう。

 

センターサークルに入る

お互いの目的や成果を達成するための手段です。

どんな話し合いがセンターサークルに入っている状態になるでしょうか。

 

ポイント

  • 「私が正しい」「あなたは間違っている」→「本当に私が正しいのかな?」
  • 相手の「本心や意図」をくむ
  • 元々ある自分の意見→一旦手放す(本当にそうかな?)
  • 相手の意見を受け取る→(相手の意見に対して「なるほど、それも悪くないかもしれない」)

 

→最終的にお互いが納得できる(歪み合ったり、嫌々妥協するんじゃなく)ゴールに向かうための話し合いの場とする。

 

 

お疲れ様でした!

ここまで、やってみた感想をお聞かせください。

1番もったいないのは、『へーそうなんだぁ』で終わってしまうこと!

 

ぜひあなたの声を聞かせてください。

いますぐ感想を送る